建築基準法とリノベーション
最近未受講の授業がたまりがち・・・
今日は「新しい住宅の世界」という、建築学の科目を消化していました。
数年後には不動産を持ちたい(持ち家)と考えているのでそこに繋がる知識を得よう、ということで取った科目です。
建築の世界でごく最近台頭してきた分野に「リノベーション」があります。
ひと昔前に郊外戸建がはやし立てられた時代は去り、
職場と近い都市部に住むことが推進され多方面で優遇されつつある近年。
(少なくとも政策の上では確実にそうです)
過剰に供給されたオフィスビルなどをリノベーションし住宅にすることで
作っては壊す「スクラップ&ビルド」ではなく!
が可能になるとのこと。
リノベーションってまぁ「改築」って意味なんですが・・・。
ところで、日本人って本当に新築信仰が凄まじいと思いませんか?
大手ハウスメーカーのような住宅供給企業があるのって、じつは世界では日本くらいなものなんですって。
その企業がつくった文化としての新築信仰なのかなと私なんかは思ったりします。
かの有名な「建築基準法」も、ほぼ新築しか想定せずに制度が作られているとのこと。
そのため、授業の中で出演されていたリノベーションが専門の建築家やそれに特化して活動している建築家の方々数名が
「建築基準法が新築用の法律だからリノベーションだと法律に基づいた役所の対応が地域によって幅がある」
「建築基準法の解釈の幅があってリノベーションに関わる法整備はこれからという感じ」という主旨のことを仰ってました。
要チェックですね。
放送大学には他にも不動産の素人が不動産に手を出すのに役立ちそうだった科目がありまーす。
私は前期取った
「生活者のための不動産学入門」
これは住宅取得前に取っておいて本当によかった!
正解!という授業でした。
おしまい